春は出会いと別れの季節・・・と言っても真夏の日本ではなく、南半球オーストラリアの話だが。
シドニーを拠点に活動をしているトミー・ベリー騎手(26)が、9月から始まる2017−18年シーズンより香港を主戦場とすることになった。
G1・TJスミスSを三連覇したChautauquaを管理するJホークス調教師もT・ベリーの挑戦に二つ返事でOKした模様で、関係者のサポートも万全のようである。
今まではスポットで香港に参戦して結果を出してきたT・ベリーではあるが、本年度より年間を通してのライセンス交付となり、香港の名伯楽・Jムーア厩舎の契約騎手として新たな生活をスタートを切ることになる。
T・ベリーの香港馬騎乗によるG1タイトルは現在9勝だが、その全てがJムーア厩舎によるものであり、17年もHelene Paragon(牡5 父ポラン)にまたがり、ステュワーズカップ、クイーンズシルバージュビリーカップの2勝をあげている。同師のT・ベリーに対する惚れ込みっぷりは有名で、それがいよいよ今期実現する。
昨年度の香港リーディングはJモレイラ171勝に対して2位のZパートン107勝。3位のNカラン47勝にダブルスコアどころの話ではなく、たった2人で約35%の勝ち星を占有している異常事態でもある。
T・ベリーが新たな風を起こせるか、今年も香港競馬に目が離せない。
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