フランスの中距離のスターが1頭ターフを去ることになりました。昨年はイギリスチャンピオンSなどG1 3勝を挙げたアルマンゾール(Almanzor)が引退することになりました。　
　昨年はフランスダービー、英愛チャンピオンSを制し昨年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬に輝きました。今年は大目標に凱旋門賞を目指していましたが、EHV-1ウイルスという感染病が流行してしまい始動が大幅に遅れていました。イギリスチャンピオンS以来10ヶ月ぶりとなった先週火曜のドーヴィル競馬場で行われたG2に出走したものの5着同着という実質最下位という形になってしまい、これが最後のレースとなりました。　
　このレースが終わった後、管理しているルジェ調教師は最後のレースとなった可能性があると示唆していました。　さらにルジェ調教師は種牡馬として大きな可能性を秘めている。今後数週間で発表される予定だ」と述べています。恐らく今後のけい用先などを協議していくのではないかと思われます。

(引退馬プロフィール)
馬名：アルマンゾール(Almanzor)
父：ウットンバセット(Wootton Bassett)
母：ダルコヴァ(Darkova)
母父：マリアズモン(Maria's Mon)
厩舎：J･ロジェ
通算成績：11戦8勝
主な勝鞍・受賞(全て2016年のもの)
フランスダービー(G1)
アイリッシュチャンピオンS(G1)
イギリスチャンピオンS(G1)
ギヨームドルナーノ賞(G2)　
カルティエ賞最優秀3歳牡馬　受賞

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