新コンビの田中勝を背に
ダービーフィズが、美浦Pで併せ馬を行った。
弥生賞出走時の2月24日以来となる久々のコース追いに「気分転換で、たまにはフラットなところでやりたかった」。小島太師が今回にかける意欲の一端をのぞかせた。
5馬身先行した
メイショウツチヤマ(6歳オープン)を目標にスタート。直線は4馬身後方から追走した
サンマルデューク(4歳1000万下)を内に入れて3頭の真ん中に。少し嫌がるそぶりは見せたが、鞍上が左ステッキを一発入れると即座に反応。最後までしっかり末脚を伸ばすと、5F64秒6-37秒2-12秒2をマークして内のデュークに併入した。田中勝は「癖もなく乗りやすい。何とか権利を獲りたいね」と好感触だ。
見守ったトレーナーも「まずまずだな。ステッキにスッと反応したから状態は悪くない」と納得の表情。春は不利が重なるなど消化不良に終わったレースの連続だっただけに、「かなりの能力を持っているし、これから良くなっていく馬。うまくかみ合ってくれれば力は出せるはずだ」と雪辱の秋へ力を込めた。
提供:デイリースポーツ