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末脚爆発デニムアンドルビーに内田博は「ゴールドシップみたい」/ローズS

  • 2013年09月16日(月) 12時00分
 春のリベンジへ好スタートを切った。秋華賞TR「第31回ローズS・GII」(芝1800m)は15日、阪神11Rに18頭で争われ、1番人気のデニムアンドルビー(栗東・角居)が出遅れのビハインドを跳ね返し、豪快な差し切りを決めた。序盤は最後方で構えて、3角手前から進出を開始。直線で内田博のアクションに応えて末脚を爆発させると、外からライバルたちをまとめてとらえ切った。勝ちタイムは1分47秒7。半馬身差の2着は後方から追い込んだ9番人気のシャトーブランシュ。さらに鼻差の3着には10番人気のウリウリが入り、この上位3頭が秋華賞(10月13日・京都、芝2000m)への優先出走権を手にした。なお、4番人気の樫の女王メイショウマンボは4着。2番人気のオークス2着馬エバーブロッサムは14着に敗れた。

 内田博は「びっくりするくらい強い」と驚きの声を上げ「まるでゴールドシップみたい」とGI4勝馬とイメージを重ねた。

 前半は道悪に脚をとられ、押しても進んでいかない。ならばと腹をくくり「人気馬を目標に早めに動いて、徐々に順位を上げていきました」。前半1000mが58秒2という超ハイペースで、後方待機馬に流れが向いたとはいえ、身上の切れ味が殺される馬場状態。そのため「ジリジリとしか伸びなかったけど、差し切ってくれるんですから素晴らしい馬です」と愛馬を褒めたたえた。

 プラス14キロの数字が示すように「実が入って、いい体になっていましたよ」と充実ぶりに目を細め「1回使ったことで、さらにいい方へ向かってくれるはず」とうなずいた。

 本番の秋華賞は京都の内回りコース。「個性を生かした一番いい乗り方をするだけです」。前哨戦で確かな手応えをつかんだ。その自信と剛腕で、デニムアンドルビーを3歳牝馬の頂点へと導く。

提供:デイリースポーツ

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