19日、中京競馬場で行われた
CBC賞(G2・芝1200m)は、
蛯名正義騎手騎乗の4番人気
プレシャスカフェ(牡5、美浦・小島太厩舎)が、中団追走から直線外に持ち出すと好位追走から先に抜け出した13番人気
ゴールデンロドリゴをクビ差し切って快勝した。勝ちタイムは1分08秒2(良)。さらにクビ差の3着には9番人気
リミットレスビッドが入り、1番人気
メイショウボーラーはさらにクビ差の4着、2番人気
アドマイヤマックスは5着に敗れた。
勝った
プレシャスカフェは、父が95年
安田記念(G1)、96年京王杯ス
プリングC(G2)などを制した
ハートレイク(
その父Nureyev)、
母エアインセンス(
その父サンデーサイレンス)という血統。近親に99年
安田記念、
マイルCS(共にG1)を制した
エアジハード(牡9、
父サクラユタカオー)、
ペインテドブラック(牡8、
父サンデーサイレンス、
ステイヤーズS-G2)がいる。2度の骨折で順調に使えない時期が続くも、デビュー8戦目となった今年6月の
さくらんぼ特別(1000万)を快勝すると、続く格上挑戦の
札幌日刊スポーツ杯(OP)も勝利。今回は4ヶ月ぶりのレースながら、重賞初制覇を飾った。通算成績10戦7勝。
ハートレイク産駒は
JRA重賞初制覇となった。
鞍上の
蛯名正義騎手は00年
トロットスター以来の同レース2勝目、管理する小島太調教師は同レース初制覇となった。