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阪神牝馬S、ヘヴンリーロマンス快勝

  • 2004年12月19日(日) 15時47分
 19日、阪神競馬場で行われた阪神牝馬S(G2・芝1600m)は、松永幹夫騎手騎乗の3番人気ヘヴンリーロマンス(牝4、栗東・山本正司厩舎)が、道中中団から直線内を抜け出すと、好位追走の4番人気メイショウバトラーに1馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1分34秒0(良)。さらにクビ差の3着には先行した2番人気ダイワエルシエーロが入り、1番人気に支持されたオースミハルカはスタート直後から先頭に立つも直線半ばで失速し9着に敗れた。

 勝ったヘヴンリーロマンスは、父サンデーサイレンス母ファーストアクト(その父Sadler's Wells)という血統。全兄に現4勝、2着14回のルポルタージュ(セン6、栗東・山本正司厩舎)、半兄に若草S(OP)2着のミスタービッグベン(父Reference Point)、伯父にサウスアトランティック(父Mill Reef、ブランドフォードS-英G2)、従兄にサージュウェルズ(父Sadler's WellsステイヤーズS-G3)がいる。4日の前走・ゴールデンホイップT(1600万下)からの連勝で、重賞初制覇となった。通算成績24戦6勝。

 鞍上の松永幹夫騎手、管理する山本正司調教師ともに同レース初制覇。松永幹夫騎手はケイアイガードで制したラジオたんぱ賞(G3)に続き今年JRA重賞4勝目で、通算50勝目(うちG1・5勝)。山本正司調教師は、ブレイクタイムで制した03年京成杯AH(G3)以来となるJRA重賞通算22戦目(うちG1・1勝)。

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