オーシャンブルーはラスト重点に栗東坂路で攻められ、1Fは12秒3(4F54秒0)でフィニッシュ。ただ、併せた
ダノンバラード(5歳オープン)の加速に対して反応が遅れ、1馬身の先着を許す格好となった。3月の
日経賞9着以来となる実戦に、池江師は「もともと坂路では動かない馬だが、それにしても少しだらしない。使ってからかな」と慎重な姿勢を貫いていた。
昨年2着の
ダイワファルコンは美浦Wを単走で追われ6F81秒4-37秒5-12秒4。バネの利いたフットワーク、スピード感十分の走りを見せた。上原師も「去年より早めに放牧から帰ってきて乗り込んでいる。リフレッシュ効果は十分だし、きょうの動きも満足」と目を細めた。中山は[5-4-2-5]と得意だが、重賞では[0-3-2-4]と涙をのんでいる。「何とか頑張ってほしい」とエールを送った。
提供:デイリースポーツ