22日、
ブルーベイブリッジ号とのコンビで活躍した藤原英幸騎手(34、美浦・
菊川正達厩舎)が31日付けで引退することが判明した。今後は美浦・
菊川正達厩舎で調教助手となる予定。また、藤井正輝騎手(29、栗東・鹿戸幸治厩舎)が20日付けで引退したことも判明した。今後は栗東・鹿戸幸治厩舎で調教助手になる予定。
藤原騎手は88年にデビュー。同年15勝を挙げて民放競馬記者クラブ賞(新人騎手賞)を受賞している。90年には
ブルーベイブリッジ(牝、
父リーファーマッドネス)でテレビ東京3歳牝馬S(G3)を制し、初重賞制覇。重賞勝ちはこの1勝のみだが、99年中日スポーツ賞4歳S(G3)では、後にス
プリントG1春秋連覇を成し遂げる
トロットスター(牡、
父ダミスター)に騎乗し、9番人気ながら2着に好走している。通算成績2980戦165勝。
藤井騎手は93年にデビュー。翌94年には札幌3歳S(G3)で
クラシックゴール(牡、
父アンティーカ)に騎乗して重賞初挑戦となったが13着。その後は障害競走を中心に騎乗し、今年10月16日の障害未勝利で2年7ヶ月ぶりの勝利を挙げていた。通算成績1286戦46勝。