スマートフォン版へ

サニングデール、引退

  • 2005年01月07日(金) 12時00分
 7日、04年高松宮記念(G1)を制したサニングデール(牡6、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、現役を引退し、種牡馬入りすることが明らかになった。今後は北海道静内の日本軽種馬協会静内種馬場で繋養される。

 静内町のタイヘイ牧場で生産された同馬は99年の当歳7月市場において5500万円で後藤繁樹氏によって購買され、01年11月にデビュー戦(中京・芝1200m)を快勝。その後、距離の適性を考慮されてクラシックには不参加も、02年のファルコンS(G3・芝1200m)で重賞初制覇を飾ると、続く函館スプリントS(G3・芝1200m)を連勝。02年CBC賞(G2・芝1200m)、04年阪急杯(G3・芝1200m)と短距離重賞を勝ち、04年高松宮記念(G1・芝1200m)ではデュランダルの追撃を凌いでG1初優勝を飾っていた。その後JBCスプリント(交流G1)に出走し3着になるなど、ダートでも非凡な才能をみせた。04年12月の香港スプリント(香G1)7着が最後のレースとなった。通算成績27戦7勝(重賞5勝)。

 サニングデールは父がウォーニング母カディザデー(その父Darshaan)という血統。半姉に01年の中山牝馬S(G3)2着のグリーンプラネット(父ダンシングブレーヴ)、半弟には03年ラジオたんぱ賞(G3)2着のクレンデスターン(父コマンダーインチーフ)がおり、伯父には無敗で英・愛ダービー(共にG1)を制したKahyasi(父イルドブルボン)がいる。父のウォーニングは2000年に既に他界しているが、欧州ではDiktatCharnwood ForestPiccolo、Avertiなど多くの後継種牡馬が活躍中。日本ではサニングデールウォーニングの初後継種牡馬で、貴重なMan o'War系種牡馬としての期待も大きい。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す