7日、昨年の
東京大賞典(交流G1)を制した
アジュディミツオー(牡4、船橋・川島正行厩舎)が、3月26日に首・ナドアルシバ競馬場で行われるドバイワールドC(首G1)に出走することを表明した。鞍上は
東京大賞典時と同じ大井競馬のリーディングジョッキー
内田博幸騎手の予定で、出走すれば地方所属馬初の海外遠征となる。
アジュディミツオーは、
父アジュディケーティング、
母オリミツキネン(
その父ジャッジアンジェルーチ)という血統。03年9月のデビュー戦(船橋・ダート1000m)を飾ると、01年の
トーシンブリザード以来、史上2頭目となるデビューから無敗(4連勝)で
東京ダービー(南関東G1)を制覇。続く
ジャパンダートダービー(交流G1)は1番人気で4着に敗れるも、
黒潮盃(南関東G2)3着を挟み、
日本テレビ盃(交流G2)2着、
JBCクラシック(交流G1)では
アドマイヤドンの2着に好走し、12月の
東京大賞典では鮮やかに逃げ切っていた。通算成績9戦5勝。
なお、ドバイワールドCは招待レースとなっているために、今後は予備登録のあと国際ハンディキャッパーによる選考によって出走が決定する。