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ジャスタウェイ惜敗続きに終止符、鬱憤晴らす豪脚炸裂!/天皇賞・秋

  • 2013年10月27日(日) 20時39分
 27日、東京競馬場で天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)が行われ、レースは戦前の予想どおり2番人気トウケイヘイロー(牡4、栗東・清水久詞厩舎)が先手を奪い、1番人気ジェンティルドンナ(牝4、栗東・石坂正厩舎)は2番手からの追走という展開になった。
 直線に入って早々にジェンティルドンナトウケイヘイローを交わして先頭に立つも、その外から福永祐一騎手騎乗の5番人気ジャスタウェイ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)が、一頭まるで違う手応えで脚を伸ばして抜け出し、そこからさらにジェンティルドンナとの差を広げ、最後は4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。

 ジェンティルドンナから2馬身差の3着には、中団追走から脚を伸ばすも、前を捕らえるには至らなかった3番人気エイシンフラッシュ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、トウケイヘイローは直線で力尽き10着に終わった。

 勝ったジャスタウェイは、父ハーツクライ母シビルその父Wild Againという血統。近走はエプソムC、関屋記念毎日王冠で3戦連続2着と惜敗が続いていたが、この大舞台で他を圧倒する豪脚を披露し、見事秋の盾を手にした。ジャスタウェイの勝利は2012年のアーリントンC以来、1年8ヶ月ぶり。また、鞍上の福永祐一騎手は、先週の菊花賞に続いて2週連続のGI制覇となった。

【勝ち馬プロフィール】
ジャスタウェイ(牡4)
騎手:福永祐一
厩舎:栗東・須貝尚介
父:ハーツクライ
母:シビル
母父:Wild Again
馬主:大和屋暁
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:16戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年アーリントンC(GIII)

【勝利ジョッキー・福永祐一騎手のコメント】
 馬が本当に良く頑張ってくれましたね。前走から一気の相手強化だったけど、自分がうまく乗れば一発あると思っていました。エプソムカップから乗せてもらっていますが、後肢に力が付いて本格化してきました。

 レースはゲートの中でも落ち着いていて、良いスタートを切ることができて、良いポジションを取ることができました。うまくいって良かったです。

 天皇賞は歴史のあるレースで、一番獲りたかったタイトルだったので、獲れて良かったです。今後はオーナーが決めることですが、また別の舞台でも一緒に頑張りたいと思います。

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