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シンザン記念、ペールギュント差し切り

  • 2005年01月10日(月) 15時51分
 10日、京都競馬場で行われたシンザン記念(G3・芝1600m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)ペールギュント(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、道中後方2番手から直線大外に持ち出すと、同じく外に持ち出した3番人気マイネルハーティーとの競り合いをハナ差(2センチ)制し優勝した。勝ちタイムは1分35秒7(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には4番人気マルカジークが入り、2番人気ディープサマーはさらにクビ差の4着に敗れた。

 勝ったペールギュントは、父サンデーサイレンス、母が94年桜花賞(G1)2着のツィンクルブライド(その父Lyphard)という血統で、半兄にはJRAで6勝を挙げたフェリシタル(父トニービン)がいる。デビュー3戦目のデイリー杯2歳S(G2)で重賞初制覇を飾ると、続く東京スポーツ杯2歳S(G3)は2着、前走の朝日杯フューチュリティS(G1)では1番人気に支持されるも3着に敗れていた。通算成績6戦3勝(重賞2勝)。サンデーサイレンス産駒は、03年サイレントディール、04年グレイトジャーニーに続き、同レース3連勝。1番人気馬の勝利は、02年タニノギムレットから4年連続となった。

 鞍上の武豊騎手は、ハットトリックで制した5日の京都金杯(G3)に続き今年のJRA重賞2勝目。通算では196勝目。同レースは、02年タニノギムレット、03年サイレントディール、04年グレイトジャーニーに続く4連覇となり、97年シーキングザパール、99年フサイチエアデールと合わせると通算6勝目。同騎手の重賞4連覇には、89年〜92年天皇賞・春、01年〜04年エリザベス女王杯(共にG1)がある。管理する橋口弘次郎調教師は、00年ダイタクリーヴァに続き、同レース2勝目。JRA重賞は通算57勝目。

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