13日、03年
フィリーズレビュー(G2)を制した
ヤマカツリリー(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)が、14日付けで登録を抹消し、繁殖入りすることがわかった。繁殖先などは未定。
ヤマカツリリーは、
父ティンバーカントリー、母が91年
エリザベス女王杯(G1)を制した
リンデンリリー(
その父ミルジョージ)という血統。02年夏にデビュー2戦目で勝ち上がり、初重賞挑戦となった暮れの
阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)では11番人気ながら2着と、波乱を演出した。明けて3歳初戦となった
フィリーズレビューを快勝し、
桜花賞、
オークス(共にG1)では4着と好走。秋も
ローズS(G2)2着、
秋華賞(G1)3着と堅実な走りで牝馬クラシック路線を中心に活躍した。03年
エリザベス女王杯(G1)7着後、長期休養入りし、昨年11月の
霜月S(OP)で復帰(12着)。前走11着に敗れた
阪神牝馬S(G2)が現役最後のレースとなった。通算成績13戦2勝(うち重賞1勝)。