13日、
AJCC(G2)に向けて調整が進められていた
マグナーテン(セン9、美浦・
藤沢和雄厩舎)が調教中に故障。診断の結果、左前浅屈腱不全断裂を発症、競走能力を喪失していることが判明した。今後については未定。
マグナーテンは、
父Danzig、母は91年ヴェルメイユ賞(仏G1)を制し、
凱旋門賞(仏G1)、
ジャパンC(G1)2着の
マジックナイト(
その父Le Nain Jaune)という血統。3歳時の99年には勝ち星には恵まれなかったが、4歳時の00年6月、去勢後2戦目の盛岡・交流競走フレンドリーCで初勝利を飾り、翌01年には
関屋記念(G3)で初重賞制覇。02年には
関屋記念を連覇し、続く
毎日王冠(G2)では国際G1・3勝の
エイシンプレストンを押さえて快勝した。
ジャパンC(G1)で4着に健闘した後、03年
AJCCを圧倒的1番人気で制し、重賞4勝目を挙げた。その後は
大阪杯(G2)2年連続2着、
金鯱賞(G2)4着などの好走はあったが、勝ち星には恵まれなかった。通算成績37戦12勝(うち地方3戦2勝、海外1戦0勝)