26日、今週29日に東京競馬場で行われる
根岸S(G3・ダート1400m)に出走予定だったダート7戦7勝の新星
スパイキュール(牡5、美浦・
藤沢和雄厩舎)が、今朝の調教中に右前蹄骨を骨折していることが判明。同レースへの出走を断念することになった。全治については不明。
スパイキュールは、
父サンデーサイレンス、
母クラフティワイフ(
その父Crafty Prospector)という血統。半兄に95年の
マイラーズC(G2)を勝った
ビッグショウリ(
父ノーザンテースト)、
中山グランドジャンプ(JG1)を勝利した
ビッグテースト(
父ノーザンテースト)が、甥に昨年の
アルゼンチン共和国杯(G2)の覇者
レニングラード(
父トニービン)、ラジオたんぱ賞(G3)2着の
カンパニー(
父ミラクルアドマイヤ)などがいる。
03年8月の未勝利(芝1800m)でデビューして2着。中2週で臨んだ未勝利(ダート1700m)を勝ち上がるが、その後、芝では6着、9着と奮わなかった。それでも、ダート戦では非凡な才能を見せ、03年は未勝利、500万下と2勝を挙げ、04年は、10ヶ月ぶりとなった9月の500万下(ダート1700m)から12月の
ベテルギウスS(OP・ダート1800m)まで、ダート戦破竹の5連勝を成し遂げていた。