香港カップ(芝2000m)に出走した
トウケイヘイロー(栗東・清水久)が、“世界”を相手に奮闘を見せた。果敢にハナを奪うと4角でも手応えは十分で、追い出しを我慢してスパートをかける。残り50mでアキードモフィードに1馬身かわされたが、初の海外遠征で2着という結果は胸を張っていい。
武豊は「いい感じで直線を迎えられて追いだしのタイミングもうまくいったが、シャティンの直線は長い。ゴールがなかなかこなかった」と悔しがる。また清水久師は「直線半ばでは勝利を意識したので残念」としつつも、「日本代表として恥ずかしくない競馬はできた」とうなずいた。
今年に入って重賞4勝と本格化。鞍上は「この馬の成長を一戦一戦で感じた年だった。来年が楽しみ」とさらなる飛躍を見据えた。
提供:デイリースポーツ