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中山最後の朝日杯は初芝のアジアエクスプレスが制す!/朝日杯フューチュリティS

  • 2013年12月15日(日) 18時13分
 15日、中山競馬場で朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・芝1600m)が行われ、道中は中団に構えたR.ムーア騎手騎乗の4番人気アジアエクスプレス(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)が、内目から外に動きながら4コーナーを回って、直線では力強い伸び脚を発揮。先行各馬をまとめて捕らえ、好位から4コーナーで前に取りつき脚を伸ばした6番人気ショウナンアチーヴ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒7(良)。

 さらにクビ差の3着に5番人気ウインフルブルーム(牡2、栗東・宮本博厩舎)が入った。なお、1番人気アトム(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)は先団の後ろから差を詰めるも5着、2番人気プレイアンドリアル(牡2、川崎・河津裕昭厩舎)は好位でレースを進めるも直線の争いで競り負け7着、逃げた3番人気ベルカント(牝2、栗東・角田晃一厩舎)は直線で力尽きて10着に終わった。

 勝ったアジアエクスプレスは、父Henny Hughes、母Running Bobcats、その父Running Stagという血統の外国産馬。新馬戦で5馬身、2戦目のオキザリス賞で7馬身とダートで圧勝を続けたが、陣営は全日本2歳優駿に向かわず芝の本レースに出走することを選択。その期待に見事応え、初芝でGIを制すという偉業を成し遂げた。

【勝ち馬プロフィール】
アジアエクスプレス(牡2)
騎手:R.ムーア
厩舎:美浦・手塚貴久
父:Henny Hughes
母:Running Bobcats
母父:Running Stag
馬主:馬場幸夫
生産者:OcalaStud
通算成績:3戦3勝(重賞1勝)

【勝利ジョッキー・R.ムーア騎手のコメント】
 スタートは少し遅かったのですが、内ラチ沿いを上手く走れて、外に持ち出した時に凄く反応が良かったです。よく走ってくれました。

 前走のダート戦でギアがたくさんあったので、今日はそれを生かして走ろうと思いました。芝とダート両方を走れる馬は特別ですし、(芝でもダートでも)これからもっと良くなると思います。成長が楽しみです。

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