1995年の
天皇賞(秋)を制し、現在は北海道新ひだか町の新和牧場に繋養されていた
サクラチトセオー(牡24)が、30日に老衰のため死亡していたことがわかった。
同馬は
父トニービン、
母サクラクレアー、
その父ノーザンテーストという血統。妹に95年の
エリザベス女王杯を優勝した
サクラキャンドルがいる。92年に競走馬としてデビューし、94年の
中山記念で重賞初制覇。同年の京王杯AH(当時)では当時の日本レコードとなる1分32秒1を叩き出した。その後も重賞戦線で活躍し、95年の
AJCC、
天皇賞(秋)を制した。
通算21戦9勝で95年末に引退し種牡馬生活に入り、99年のラジオたんぱ杯3歳S(当時)を制した
ラガーレグルスや、04年の
ダイヤモンドSの勝ち馬
ナムラサンクスなどを輩出。11年に種牡馬を引退し、前述の新和牧場で余生を過ごしていた。
【プロフィール】
◆
サクラチトセオー(牡24)
厩舎:美浦・境勝太郎
父:トニービン母:サクラクレアー母父:ノーザンテースト馬主:さくらコ
マース生産者:谷岡牧場
通算成績:21戦9勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:1995年
天皇賞(秋)