9日、京都競馬場で
きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)が行われ、中団の外でレースを進めた
武豊騎手騎乗の2番人気
トーセンスターダム(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)が、直線に入って脚を伸ばし、スタートで遅れるものの掛かり気味にハナを奪って粘る1番人気
バンドワゴン(牡3、栗東・石坂正厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒6(稍重)。
さらに1馬身差の3着に6番人気
エイシンエルヴィン(牡3、栗東・
中尾秀正厩舎)が入った。なお、3番人気
サトノルパン(牡3、栗東・
村山明厩舎)は6着に終わった。
勝った
トーセンスターダムは、
父ディープインパクト、
母アドマイヤキラメキ、
その父エンドスウィープという血統。新馬戦、
京都2歳S、本レースと無傷の3連勝を決め、これからのクラシック戦線に弾みをつけた。また、鞍上の
武豊騎手はこの勝利でデビュー年度から28年連続の重賞制覇を果たし、岡部幸雄元騎手の持つ記録と並んだ。
【勝ち馬プロフィール】
◆
トーセンスターダム(牡3)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
池江泰寿父:ディープインパクト母:アドマイヤキラメキ母父:エンドスウィープ馬主:島川隆哉
生産者:ノーザンファーム
通算成績:3戦3勝(重賞1勝)