京都11Rの第107回
京都記念(GII、4歳上、芝2200m)は6番人気
デスペラード(
横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分16秒0(稍重)。3/4馬身差2着に2番人気
トーセンラー、さらに1馬身1/4差で3着に4番人気
アンコイルドが入った。1番人気
ジェンティルドンナは6着。
デスペラードは栗東・
安達昭夫厩舎の6歳牡馬で、
父ネオユニヴァース、
母マイネノエル(母の
父トニービン)。通算成績は30戦8勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
デスペラード(横山典騎手)
「自分の中ではいつかこんな競馬が出来ればと思っていました。少し気難しいところがあるので、馬との関係を大事にして乗りました。この後は天皇賞が目標になると思いますが、今年の初戦でいいスタートが切れました。色々なことが出来るようになっていますから楽しみです」
2着
トーセンラー(
武豊騎手)
「スローペースでもうまく折り合えました。4コーナーでもいい感じで勝てると思いましたが、ラスト100mで止まってしまいました。一番の原因は馬場でしょう。距離は融通が利きますから」
(
藤原英昭調教師)
「この馬の長所を生かして、勝ったと思いましたが...。馬場が悪くてスタミナを使ってしまったのが堪えました。今後のことはこれからですが、春の最大目標は
安田記念を考えています」
5着
ヒットザターゲット(C・デムーロ騎手)
「後ろから行きましたが、ペースが遅すぎました。伸びているだけにもったいないレースになってしまいました」
6着
ジェンティルドンナ(福永騎手)
「ゲートで潜って、戻ったところでゲートが開きました。その影響で、乱れたリズムの修正に時間が掛かりました。道中は2〜3番手で抑えの利いたレースが出来ましたが、
トゥザグローリーが動いて行った時には余力がありませんでした。前に壁を作った方が良かったのかな...。でも馬は最後までよく頑張ってくれました」
7着
アクションスター(北村友騎手)
「具合も良く、力をつけてはいましたが、スローペースのレースで位置取りの差が大きくなりました。いい脚は使っています」
10着
マイネオーチャード(柴田大騎手)
「遅いペースの中、うまくレースは運べましたが、相手が強いですね。牝馬限定なら重賞でもチャンスがあります」
11着
トレイルブレイザー(和田騎手)
「自分のペースでレースをしたかったのですが、他馬に行かれました。勝負どころで動くに動けませんでした」
提供:ラジオNIKKEI