17日、東京競馬場で
東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)が行われ、中団でレースを進めた
蛯名正義騎手騎乗の8番人気
ホエールキャプチャ(牝6、美浦・
田中清隆厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして各馬を交わし、馬群を捌きながら追い上げて最後に2番手争いを制した3番人気
エキストラエンド(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒2(重)。
さらにアタマ差の3着に5番人気
クラレント(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)が入った。なお、1番人気
コディーノ(牡4、美浦・
藤沢和雄厩舎)は
クラレントとクビ差の4着、2番人気
ショウナンマイティ(牡6、栗東・
梅田智之厩舎)は10着に終わった。
勝った
ホエールキャプチャは、
父クロフネ、
母グローバルピース、
その父サンデーサイレンスという血統。昨年は連覇のかかった
ヴィクトリアマイルで2着に入り、10月の
府中牝馬Sを制した。明け6歳緒戦の今回は、これまで全く好走経験のない重馬場で牡馬相手に57キロを背負って走るというマイナス点が懸念されたが、これを見事に跳ね返して通算5つ目の重賞勝利を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ホエールキャプチャ(牝6)
騎手:
蛯名正義厩舎:美浦・
田中清隆父:クロフネ母:グローバルピース母父:サンデーサイレンス馬主:嶋田賢
生産者:千代田牧場
通算成績:23戦7勝(重賞5勝)
主な勝ち鞍:2012年
ヴィクトリアマイル(GI)