◆C・デムーロ騎手
−−期待の大きな馬に騎乗しますね
「
ベルシャザールはGIも勝っているしすごくいいイメージがあります。いい結果がでるように頑張りたいと思います。」
−−レースのポイントは?
「僕は
フェブラリーSは日本のGIの中でも最も難しいレースだと思っています。スタート地点が芝なので、スタート次第でレースが変わってきます。うまく出て好位につけられればいいレースができると思います。スタートがよくないと作戦を変えなければならいので、そういう意味でも難しいコースだと思います。」
−−今朝の追い切りについては?
「すごく状態のよさを感じました。自信をもって乗っていきたいと思います。」
−−ルメールからアド
バイスはありましたか?
「特にありません。でも、兄(M・デムーロ騎手)とは毎日競馬について話しています。その中で
ベルシャザールは休養から戻ってきてすごくいいしチャンスがあるという話はしています。」
−−最後に一言
「チャンスのある馬に乗せてもらえるのでうれしいです。(日本語で)ガンバリマス。」
◆松田国英調教師
−−いよいよ始動ですね
「山元トレセンで上手に管理していただき、栗東で順調に乗り込まれています。」
−−今週の追い切りは?
「先週は馬場が重たかったので終いがいっぱいいっぱいになりましたが、今週は馬場のコンディションもよく上手に追い切れたと思います。」
−−改めて、JCダートについて
阪神の1800のダートということで難しい局面を描いていましたが、ルメールの上手に馬を誘導してくれました。あの手綱さばき、見事だったなと思います。」
−−今回の舞台は東京です
「手足が長く550キロ、今回は560キロになろうという大型馬です。父の
キングカメハメハの胸前が狭く重心が高いというところも
ベルシャザールはもっています。ダート馬というより芝で走れる馬を鍛錬して筋肉をつけた、というかんじです。
武蔵野Sより時計を詰められると思います。決して条件的に得意ではないと思われたJCダートも勝ちましたし、馬の絶対的な能力は相当高いと考えています。」
−−今回のコースは?
「芝からスタートするコースは合っていると思います。」
−−メンバーについては?
「
ジャパンカップダートで勝ったといえども、レースを使われて挑む馬もいます。実力のある馬たちがこぞってここを狙うのですから、決して楽観視はしていません。」
−−レースのポイントは?
「ゲート直後の芝の部分でいいポジションがとれるか、ということと、内枠をひいたときにソツなく3角から4角を回れるか、ということじゃないですかね。
直線はデムーロ騎手ならうまく勝つ位置に導いてくれると思います。」
−−最後に一言お願いします
「ひとつづつ勝ち鞍をあげて、なおかつドバイに向けて勝ち星をあげられたらいいな、と思っています。順調に調整はできています。皆さんの応援をいただき、より
モチベーションをあげた仕事をスタッフともどもやっていきたいと思っています。」(取材・写真:花岡貴子)