23日、小倉競馬場で
小倉大賞典(4歳上・GIII・芝1800m)が行われ、向正面で後ろから一気にハナを奪った
川田将雅騎手騎乗の1番人気
ラストインパクト(牡4、栗東・松田博資厩舎)が、そのまま先頭を譲らずゴールまで駆け抜け、中団から脚を伸ばした8番人気
カフナ(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分45秒3(良)。
さらにアタマ差の3着に4番人気
ブレイズアトレイル(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)が入った。なお、2番人気
アロマティコ(牝5、栗東・
佐々木晶三厩舎)は5着、3番人気
カルドブレッサ(牡6、栗東・
吉田直弘厩舎)は7着に終わった。
勝った
ラストインパクトは、
父ディープインパクト、
母スペリオルパール、
その父ティンバーカントリーという血統。昨年は
青葉賞で3着に入り、秋の
菊花賞でも4着と健闘。一休みして今年緒戦の自己条件を制し、ここで初めての重賞制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ラストインパクト(牡4)
騎手:
川田将雅厩舎:栗東・松田博資
父:ディープインパクト母:スペリオルパール母父:ティンバーカントリー馬主:シルク
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:12戦5勝(重賞1勝)
【勝利ジョッキー・
川田将雅騎手のコメント】
人気もしていましたし、ホッとしています。行きっぷりのいい馬ですので距離(短縮)は全然気にしていませんでした。今日はスタートを切れなくて位置取りが悪くなりましたが、2コーナーで外に出せてから馬が行く気になりましたし、ペースも大分遅かったので、馬の気持ちに任せて(前へ)行きました。(先頭でのレースは)想定していなかったのですが、気持ち良く走ってくれていました。その分直線の手応えも良かったですし、捕まることはないと思っていました。一戦ごとに力をつけていますし、もっと強い馬達といい勝負ができるように成長してくれると嬉しいなと思います。