2日、中山競馬場で行われた
中山記念(4歳上・GII・芝1800m)は、スタートで1番人気
トウケイヘイロー(牡5、栗東・
清水久詞厩舎)が出遅れるという波乱の展開となった。レースは最後方から一気に
トウケイヘイローがハナを奪い、そのまま直線に向いたところで、好位追走からその内をすくった
横山典弘騎手騎乗の2番人気
ジャスタウェイ(牡5、栗東・
須貝尚介厩舎)が突き抜けて優勝した。勝ちタイムは1分49秒8(稍重)。
3.1/2馬身差の2着は、3番人気
ロゴタイプ(牡4、美浦・
田中剛厩舎)と4番人気
アルキメデス(牡5、栗東・
藤原英昭厩舎)の際どい争いとなったが、
アルキメデスがわずかに先着。ハナ差で
ロゴタイプが3着となった。
トウケイヘイローは直線踏ん張りきれず6着に終わった。
勝った
ジャスタウェイは、
父ハーツクライ、
母シビル、
その父Wild Againという血統。昨年は3戦連続重賞2着など勝ちきれないところを見せていたが、その鬱憤を晴らすかのように秋の天皇賞で
ジェンティルドンナを4馬身ちぎって圧勝。休みをはさんで明け5歳緒戦となったここも完勝し、改めてその実力の高さを示した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ジャスタウェイ(牡5)
騎手:
横山典弘厩舎:栗東・
須貝尚介父:ハーツクライ母:シビル母父:Wild Again馬主:大和屋暁
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:17戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年
天皇賞・秋(GI)