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ジャスタウェイが直線突き抜けて完勝、ドバイへ向け視界良好/中山記念

  • 2014年03月02日(日) 20時37分
 2日、中山競馬場で行われた中山記念(4歳上・GII・芝1800m)は、スタートで1番人気トウケイヘイロー(牡5、栗東・清水久詞厩舎)が出遅れるという波乱の展開となった。レースは最後方から一気にトウケイヘイローがハナを奪い、そのまま直線に向いたところで、好位追走からその内をすくった横山典弘騎手騎乗の2番人気ジャスタウェイ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)が突き抜けて優勝した。勝ちタイムは1分49秒8(稍重)。

 3.1/2馬身差の2着は、3番人気ロゴタイプ(牡4、美浦・田中剛厩舎)と4番人気アルキメデス(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)の際どい争いとなったが、アルキメデスがわずかに先着。ハナ差でロゴタイプが3着となった。トウケイヘイローは直線踏ん張りきれず6着に終わった。

 勝ったジャスタウェイは、父ハーツクライ母シビルその父Wild Againという血統。昨年は3戦連続重賞2着など勝ちきれないところを見せていたが、その鬱憤を晴らすかのように秋の天皇賞でジェンティルドンナを4馬身ちぎって圧勝。休みをはさんで明け5歳緒戦となったここも完勝し、改めてその実力の高さを示した。

【勝ち馬プロフィール】
ジャスタウェイ(牡5)
騎手:横山典弘
厩舎:栗東・須貝尚介
父:ハーツクライ
母:シビル
母父:Wild Again
馬主:大和屋暁
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:17戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年天皇賞・秋(GI)

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