1987年の
JRA賞最優秀3歳牝馬シノクロスが、3月25日、老衰のために死亡した。29歳だった。
通算成績は22戦3勝。2歳時に
京成杯3歳S、テレビ東京賞3歳牝馬ステークスに勝ち、翌年も
クイーンC2着、報知杯4歳牝馬特別3着などクラシック戦線で活躍し、
桜花賞では3番人気に支持されていた(結果は7着)。
現役引退後は生まれ故郷の
セントラルスタッドで繁殖牝馬となり
ハルカジョウ(牝、
父ダイナサンキュー)や
シップウジョー(牡
オペラハウス)などの母となっていた。2006年生まれの
ホワイトイチ(牡、
父アドマイヤコジーン)が最後の産駒となり、同年12月から北海道新冠町の中地義次さんの牧場で引退功労馬として余生を送っていた。
※レース名・
JRA賞は当時の年齢表記