12日、阪神競馬場で
阪神牝馬S(4歳上・牝・GII・芝1400m)が行われ、スタートで大きく遅れ、直線まで最後方追走という形になった
武豊騎手騎乗の1番人気
スマートレイアー(牝4、栗東・
大久保龍志厩舎)が、直線で一気に脚を伸ばして、内を抜けてきた3番人気
ウリウリ(牝4、栗東・
藤原英昭厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分20秒3(良)。
さらにクビ差の3着に9番人気
ローブティサージュ(牝4、栗東・
須貝尚介厩舎)が入った。なお、2番人気
トーホウアマポーラ(牝5、栗東・
高橋亮厩舎)は10着に終わった。
勝った
スマートレイアーは、
父ディープインパクト、
母スノースタイル、
その父ホワイトマズルという血統。昨年は条件戦勝ちから臨んだ
秋華賞で2着に入線。その後の
愛知杯は6着に敗れたものの、今年に入って
大阪城S、本レースと連勝で初めての重賞制覇を果たした。また同馬を管理する
大久保龍志調教師は、この勝利で
JRA通算300勝を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
スマートレイアー(牝4)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
大久保龍志父:ディープインパクト母:スノースタイル母父:ホワイトマズル馬主:大川徹
生産者:岡田スタッド
通算成績:8戦5勝(重賞1勝)