(13)アドマイヤビジン=栗東坂路で4F64秒9-47秒4-15秒3。梅田智師は「当日にテンションが上がらなければいいが、今のところは落ち着いています」と順調な様子に納得の表情を浮かべた。

　(14)マーブルカテドラル=「普段と変わらないですね」と阪神に到着後、畑中調教厩務員は満足そうに話す。まだ冬毛は残るが「前走よりは上向いている」と、休み明けのアネモネSを叩いた効果を強調した。

　(15)ホウライアキコ=栗東坂路で4F71秒1。チップの感触を確かめるように駆け上がった。「落ち着いています。今の感じのままなら」と中峯厩務員。2番人気に推された阪神JFは7着に敗れた。「イレ込んでいながら粘っていた。前走のフィリーズレビュー(5着)は団子状態になったからね。外回りのマイルはレースがしやすい。スムーズに流れに乗れれば」と巻き返しを期待した。

　(16)リラヴァティ=栗東坂路でラスト1F15秒9。軽快な走りで登坂した。桑村助手は「変わりはない。素質はあると思っていたが、想像以上に頑張っている。1勝馬で権利を獲るのだから大したもの」と素質を評価していた。

　(17)ベルカント=栗東坂路をリラックスした走りで登坂。ラスト1F16秒1のタイムに「理想通り。具合もいいですよ」と角田師はうなずいた。「あとはジョッキーに任せます」と武豊に全権を委任する構えだ。

　(18)ハープスター=開門直後の栗東坂路を駆け上がり4F67秒5-48秒4-14秒7。状態の良さを軽快な脚さばきで示した。「あんなもんじゃろう」。松田博師は短い言葉で合格点を与えた。

提供：デイリースポーツ