2012年のJCダートを含め、重賞は中央で3勝、交流では4勝と実績断然の
ニホンピロアワーズが登場。相手探しのレースとなりそうだ。地力上位
ゴールスキー、新興勢力の
ソロル、芝路線からは
ダノンバラードなどがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/19(土)
アンタレスS(4歳上・GIII・阪神ダート1800m)
ニホンピロアワーズ(牡7、栗東・
大橋勇樹厩舎)は昨年のこのレースでは59キロを背負っていたこともあり、
ホッコータルマエに負けてしまった。2走前の
フェブラリーSは初のマイル戦であの位置取りを考えれば上々の内容。
帝王賞で主役に躍り出るためにも、58キロなら負けられない。
ゴールスキー(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)はGIの前走こそ崩れてしまったが、昨夏にダートへ転向後は安定した成績を残している。今回は更に距離延長となるが、前残りの展開ながら外々を回って2着入線した昨夏の
ジュライS(1800m)の内容なら対応は可能。
ソロル(牡4、栗東・
中竹和也厩舎)は
ゴールドアリュールの近親で元々期待されていた馬だが、前走で重賞初V。まだ成長途上で、今回は1キロ増、相手強化となるが、前走のように馬体を併せる形になれば勝負根性を発揮する。
ダノンバラード(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)はデビュー以来初めてのダート戦。母が交流重賞を2勝しているし、持ち前の先行力を生かして新境地を開拓するか。
その他、能力は確かな
ベストウォーリア(牡4、栗東・石坂正厩舎)、逃げという強力な武器を持つ
トウショウフリーク(牡7、栗東・
今野貞一厩舎)、3走前に
ソロルを負かしている
ナムラビクター(牡5、栗東・福島信晴厩舎)なども出走を予定している。発走は15時30分。