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ここでは負けられないニホンピロアワーズ/アンタレスSの見どころ

  • 2014年04月15日(火) 10時20分
 2012年のJCダートを含め、重賞は中央で3勝、交流では4勝と実績断然のニホンピロアワーズが登場。相手探しのレースとなりそうだ。地力上位ゴールスキー、新興勢力のソロル、芝路線からはダノンバラードなどがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■4/19(土) アンタレスS(4歳上・GIII・阪神ダート1800m)

 ニホンピロアワーズ(牡7、栗東・大橋勇樹厩舎)は昨年のこのレースでは59キロを背負っていたこともあり、ホッコータルマエに負けてしまった。2走前のフェブラリーSは初のマイル戦であの位置取りを考えれば上々の内容。帝王賞で主役に躍り出るためにも、58キロなら負けられない。

 ゴールスキー(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)はGIの前走こそ崩れてしまったが、昨夏にダートへ転向後は安定した成績を残している。今回は更に距離延長となるが、前残りの展開ながら外々を回って2着入線した昨夏のジュライS(1800m)の内容なら対応は可能。

 ソロル(牡4、栗東・中竹和也厩舎)はゴールドアリュールの近親で元々期待されていた馬だが、前走で重賞初V。まだ成長途上で、今回は1キロ増、相手強化となるが、前走のように馬体を併せる形になれば勝負根性を発揮する。

 ダノンバラード(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)はデビュー以来初めてのダート戦。母が交流重賞を2勝しているし、持ち前の先行力を生かして新境地を開拓するか。

 その他、能力は確かなベストウォーリア(牡4、栗東・石坂正厩舎)、逃げという強力な武器を持つトウショウフリーク(牡7、栗東・今野貞一厩舎)、3走前にソロルを負かしているナムラビクター(牡5、栗東・福島信晴厩舎)なども出走を予定している。発走は15時30分。

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