抜群の気配を保っている。火曜朝は美浦坂路を2本駆け上がった
イスラボニータ。「落ち着きがある。幅も出てきたね。ここまで順調にきたよ」と栗田博師は目を細める。2000m、右回りは初めてだが「今はいい雰囲気だから大丈夫。ケイコでも右回りは問題ない」。4連勝での1冠奪取へ、自信を胸に送り込む。
始動戦の
スプリングSで2着に敗れた
アジアエクスプレス。だが、陣営に悲観の色は全くない。「いかにも
トライアルという競馬だったからね」と平塚助手は本番での巻き返しに意欲的だ。「体は大きく変わらないけど、使ってレース勘が違ってくるはず」。昨年の
ロゴタイプに続く、関東馬の2歳王者による戴冠を目指す。
提供:デイリースポーツ