朝一番のCコース。
川田将雅騎手が跨って、
皐月賞(4月20日・中山芝2000m)の最終追い切りを行った
トゥザワールド(栗東・
池江泰寿厩舎)。
ウインサーガ、
クラージュドールに続いて、馬場に入り、3頭併せの最後方から追走した。
6F標識で、先頭との差は1秒あるかないか。その差を保ったまま、直線に向いて、進路は最内。ラスト1F標識手前では、楽に外2頭に並びかけ、軽く仕掛けるだけで素早く反応。体ひとつ前に出て、先着してみせた。とても、6F81.4〜5F66.3〜4F52.2〜3F38.1〜1F12.2秒という速い時計を出しているように見えない余裕さがあり、状態に関して心配するような点はない。
(取材・写真:井内利彰)