攻めに攻めた。
ワンアンドオンリーは栗東坂路で、2馬身先行する
ミッキーヘネシー(5歳1600万下)を急追。手応えは見劣ったが、最後まで食らいついて併入を決めた。馬場の荒れた時間帯で4F50秒8-37秒7-12秒9。
アドマイヤドバイ(4歳オープン)が開門直後に記録した、50秒0の一番時計に匹敵すると言っていい。橋口師は「こんなに速い時計が出るとは思わなかった。馬体減につながるのではという懸念はある」と一瞬、表情を曇らせたが、出来が良くなければこの時計では動けない。
師が管理し、古馬になってGI2勝を挙げた
父ハーツクライの同時期は体が緩く、クラシックに間に合うとは思わなかったという。「良くなるのは先だが、父より成長は早い」と手応えを口にした。
アドマイヤデウスは栗東坂路を単走でラスト重点の内容。4F54秒0-39秒2-12秒1のタイムに橋田師は「先週も(同4F52秒9と)やっているので」と納得の表情を見せた。2000メートルで3勝と距離適性は文句なし。「掛からないし、競馬でも(スムーズに)対応できている。今回は短い距離に使っていた馬もいるから。レースが流れてくれたら」と自慢のしぶとい末脚が生きる展開を望んでいた。
提供:デイリースポーツ