20日(日)中山競馬場で行われる
皐月賞(GI)に出走予定の
ロサギガンティア(牡3 美浦・
藤沢和雄厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●
ロサギガンティアについて
藤沢和雄調教師
「前走は、スタートはあまりよくなかったのですが道中の動きもよく、初の中山コースで強い勝ち方をしてくれました。今回はもっと強い馬が多く出てきますが、頑張ってもらいたいです。
前走使ったあとも元気よく、それほど間隔はありませんが順調に調整できています。最終追い切りはウッドチップで3頭併せ、速い時計ではなく、馬なりでゴール前並んで、そのまま1ハロン流していきました。穏やかで引っ掛かることもなく、よかったと思います。
大型馬で、最初は体を持て余し気味でしたが、良くなってきています。まだまだ良くなってきそうな馬ですよ。レースではいつも頑張ってくれますが、相手が強くなるのと2000mが初めてなのがポイントとなりそうです。(スタートについて)今回は1コーナーまでの入りが前走よりも長いですからね。普通に出てくれればと思います。楽しみな馬です。応援してください」
●
ロサギガンティアについて
柴田善臣騎手「最終追い切りは、前に2頭を置いて、ゴール前は並んでもいいしそのままでもいい、とのことでした。前回同様、変わりなくきています。筋肉がつき、丸みを帯びたいい体になってきました。
他の馬もそうでしょうけど、この馬も成長してきていい状態ですし、あとは上手にレースをした馬がいい成績を残せるのでは。折り合いも心配ありませんし、中山の荒れた馬場も心配していません。あとは当日の状態次第で、チャンスは十分あると思っています。もともとスタートは上手ではないので、そのあたりは鍵になるかもしれませんが、その時その時で考えていきます。
レースにはいい雰囲気で臨めます。かなり成長してきていますし、もっと成長する馬でもあると思います。いい結果が出るよう、人馬とも頑張ります」
(取材:小塚歩)
提供:ラジオNIKKEI