上昇気配を伝えた。
エピファネイアは福永を背に国内最終追い切りを行った。栗東Eで体をほぐし、CWで
フェアープライド(6歳500万下)と併せ馬を敢行。5馬身後方から追走し、3コーナーでは早くも僚馬を射程圏に入れる。直線で鞍上が
ゴーサインを出すと、全身を使ったダイナ
ミックなフォームを快走。6F81秒3-37秒1-12秒3で2馬身先着した。
主戦は「向こう(香港)は芝コースで負荷をかけられないし、最後は追った。動き自体はいいよ」と力強くうなずく。角居師も「しまいはうなるように走っていたし、いい感じの最終調整ができました」と合格点を与えた。
始動戦の
大阪杯では3着に敗れた。福永は「今度は競馬に行っての伸びも違うはず。スタートのいい馬だし、ある程度、いいポジションで競馬ができると思う」と叩き2走目で迎える初の海外遠征に意欲を燃やした。
好ムードだ。
アンコイルドは栗東坂路で単走。テンから勢いよく飛ばす。最後は軽く気合をつけられ、首を使ってシャープに伸びた。4F52秒0-37秒8-12秒6。渋田助手は「ある程度、馬の気持ちに任せてラストも気を抜かせないように、という指示。柔らかいし、本当に(動きは)いいですね」と納得の表情を浮かべた。
提供:デイリースポーツ