紅一点、
フラワーCの覇者
バウンスシャッセは、美浦Wで僚馬
ホーカーテンペスト(5歳1600万下)を0秒4追走。直線は余裕の手応えで併入した。5F67秒4-38秒7-13秒0。時計は目立つものではなかったが、藤沢和師は「1週前にもいい動きを見せていたし、これぐらいで十分」と笑顔を見せた。
牝馬の
皐月賞挑戦は91年の
ダンスダンスダンス(5着)以来、23年ぶり23頭目となる。47年に
トキツカゼ、48年に
ヒデヒカリが優勝しており、Vなら66年ぶりの快挙だ。「オーナーサイドと話し合って、1600mのスピードが優先される
桜花賞よりも、適性を考えて
皐月賞を選んだ」と説明する。
枠番は7枠(14)番。津曲助手は「ちょっと外めになったが、スタートのいい馬だからそれほど心配はない。ロスなく運んで行ければ楽しみ」と、ひそかに大仕事への期待を膨らませた。
提供:デイリースポーツ