今年から1着馬に
ヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられる。本番前、最後の牝馬重賞とあって、様々な路線から参戦してきた。馬券的にも面白いレースになりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■4/26(土)
福島牝馬S(4歳上・牝・GIII・福島芝1800m)
キャトルフィーユ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)は精神面で成長して安定した成績を残せるようになってきた。元々カイ食いに課題のあった馬で、初めて2戦続けての長距離輸送が鍵にはなるが、今の充実ぶりなら重賞初Vは近い。
ケイアイエレガント(牝5、美浦・尾形充弘厩舎)はブリンカーをしているように被されると良くない馬だが、前走のように気分良く運べれば能力を発揮する。前々走の馬体増が示すように成長著しく、牡馬顔負けのパワフルな馬体。ここも注目。
アロマティコ(牝5、栗東・
佐々木晶三厩舎)は、いつも出負け気味でテンにダッシュがつかないため、小回りコースではどうしても展開頼みになってしまうし、直線に坂の無いコースに良績。
秋華賞、そして昨年の
エリザベス女王杯で3着と、実績は最上位だが・・・。
ミッドサマーフェア(牝5、美浦・小島太厩舎)は元々が
フローラSを勝って
オークスで1番人気に推された素質馬。近走に復調の兆しが感じられるし、牝馬同士なら勝ち負けも可能。
他にも、前走が重賞初挑戦で僅差6着の
レイカーラ(牝5、美浦・
堀宣行厩舎)、2走前のように逃げが叶えば
オークス3着の古豪
アグネスワルツ(牝7、栗東・
宮本博厩舎)がアッと言わせるシーンも。発走は15時25分。