ブランネージュはなかなか未勝利を勝てなかったが、2月に復帰すると3戦2勝。
チューリップ賞でも2着馬とは0秒3差だったように力をつけている。1週前追い切りでは栗東坂路で4F52秒5-12秒7(馬なり)。余力残しでこの時計なら上々だろう。脚取りの軽さも目についた。「この中間も状態は変わらずにいい」と藤岡師も手応えは十分だ。「レースが上手だし、ためられればいい脚を使える。東京も合うと思うし、前走のはじけ方なら距離も延びた方がいいんじゃないかな。権利を獲って
オークスに行きたいね」。虎視たんたんと一発を狙う。
マローブルーは未勝利V直後に臨んだ
フラワーCで4着。完璧な競馬で勝ち馬には完敗だったが「馬場適性の差が出たのでしょう」と橋本助手は敗因を分析。一戦ごとに力をつけており、陣営に悲観の色はない。1週前追い切りでは美浦Wの3頭併せで5F69秒0-12秒5(強め)。弾むような走りで、古馬のオープンと互角以上の走りを披露した。「今回は東京の開幕週ですし、違う結果になってもいいはず」。近親にドバイワールドCを勝った
ムーンバラッドがいる血統馬。昨年ワンツーを飾った
ディープインパクト産駒で、高速馬場は望むところだ。
提供:デイリースポーツ