今月27日(日)京都競馬場で行われる第45回
マイラーズカップ(GII)に登録をしている
サンカルロ(牡8 美浦・大久保洋吉厩舎)について、追い切り後の
吉田豊騎手のコメントは以下の通り。
・前走の
高松宮記念(13着)を振り返って
「馬場が思ったより悪くなっていました。みんなが外々を回るような形で、さらにその外だったので、きつい展開になりました。脚も使えずに残念な結果でした。去年の函館で走った時のような馬場で、あそこまで悪くなってしまうと、上手ではないという感じがあったので、かわいそうでした。」
・その後の調整と調教について
「その後も順調で、ずっと厩舎にいて調教をつけていました。変わりなく良い感じで仕上がっていると思います。前に馬を置いて、道中は
リラックスして走らせて、直線で併せにいくという形でした。直線では弾けるような感じで伸びていましたので、道中で上手く走れれば、終いはやはり伸びるのだなということを改めて思いました。」
・今回のレースについて
「1600mがギリギリなので、何とか道中で上手く折り合いをつけて、直線で良い脚を使えるように持っていきたいです。
マイルチャンピオンシップでも頑張ってくれたことがありますので、上手く乗りたいです。頑張って馬群を割って伸びてきてくれる所がこの馬の良さですので、それを生かす競馬をしたいと思っています。」
(取材:米田元気)
提供:ラジオNIKKEI