27日(日)に東京競馬場で行われる第49回
フローラステークス(
オークストライアル、GII・芝2000m)に出走する
ハピネスダンサー(牝3、栗東・
高野友和厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
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ハピネスダンサーについて
高野友和調教師
「前回(
ミモザ賞)は初の中山でしたが、以前に新潟や小倉へ輸送しても平気でしたし、初コースというのは気にしていませんでした。タフな馬場がどうかなと思っていましたが、それもクリアしてくれましたね。ゲートを出てセンス良くいい位置を取れましたし、ジョッキーも上手く乗ってくれました。
レース後厩舎に戻ってきた後も、少し回復期を取ったらすぐ元気になって減った体重も戻りましたし、乗り始めてからは順調に来ています。こちらが出したメニューをきっちりこなしてくれていますね。
今朝はCウッドコースで、2頭併せで追い切りました。前に馬を1頭置いて折り合いを重視して運んで、直線並ぶ時間を作ってきっちり追う、という形でしたが、最後の脚も良かったので良い追い切りだったと思います。
環境に動じない性格で、適応力があるので、初めての舞台(東京)も問題ないでしょう。開幕週の馬場もいいですし、ゲートを出てからのセンスも良い馬なので、期待しています。距離も
メイショウサムソンの子供ですし、血統的には問題ないと思います。体型も胴長で走りもゆったりしていますから。
あとは今のいい状態でGIIのメンバーの中に入って、どれだけ戦えるかでしょう。牡馬相手でもいい勝負をしてきましたし、何とか権利を取って
オークスに出してあげたいですね。
メイショウサムソン産駒ですし、活躍したら喜んでくださるファンの方も多いでしょうから、頑張りたいと思います」
(取材:大関隼)
提供:ラジオNIKKEI