18日、東京競馬場で
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・芝1600m)が行われ、先手を取った
内田博幸騎手騎乗の11番人気
ヴィルシーナ(牝5、栗東・
友道康夫厩舎)が、そのまま直線に入って後続の追撃を抑えて逃げ切り、直線で最内を突いて伸びてきた3番人気
メイショウマンボ(牝4、栗東・
飯田祐史厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒3(良)。
さらにアタマ差の3着に6番人気
ストレイトガール(牝5、栗東・
藤原英昭厩舎)が入った。なお、2番人気
ホエールキャプチャ(牝6、美浦・
田中清隆厩舎)は
ストレイトガールとクビ差の4着、1番人気
スマートレイアー(牝4、栗東・
大久保龍志厩舎)は8着に終わった。
勝った
ヴィルシーナは、
父ディープインパクト、
母ハルーワスウィート、
その父Machiavellianという血統。昨年の同レースを制したあとは着外が続き、1番人気だった昨年に比べ大きく人気を落としていたが、見事逃げ切りを決めて、1年ぶりの勝利と同レース史上初の連覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ヴィルシーナ(牝5)
騎手:
内田博幸厩舎:栗東・
友道康夫父:ディープインパクト母:ハルーワスウィート母父:Machiavellian馬主:佐々木主浩
生産者:ノーザンファーム
通算成績:18戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2013年
ヴィクトリアマイル(GI)
【勝利ジョッキー・
内田博幸騎手のコメント】
長かったです。去年から1年、なんとか走ってくれる気持ちを出したいなという思いで乗っていましたが、なかなか結果に結びつかず、この舞台でようやく応えてくれてホッとしています。
(スタート後は)他に行きたい馬がいれば行かせるつもりでしたが、
ヴィルシーナが行きたいという気持ちを出していましたので行かせようと思いました。
(直線は)離れないでくっついてこられると頑張ってくれるので、かえって(
メイショウマンボらの)間に挟まる形になった分ゴールまで頑張ってくれたと思います。