『POGの達人』誌上で毎年活躍馬が推奨される「オススメ10頭」達人たちの中から浅野靖典氏のオススメ10頭を大公開!
◆活躍馬の全弟妹パスが腕の見せ所悩みながらも配合妙味がある馬を選択
いやいやホント、昨年はひどうござんした。ここまでどうにもならなかった年はなかったですよ。いろいろと雑務に追われて自分の選択がおろそかになってしまった……というのはまさに言い訳。今年は心を鬼にして取捨選択をしていくぞ。
といいつつ、むかわ町より南から選択するのは例年どおり。そのなかからいちばん上の欄に記入したのは、すでに本州に移動している母シーイズトウショウ。牧場レポートでトウショウ牧場を久々に訪問することにしたきっかけが、トウショウ牧場の調教主任である山田さんからの「いやあ、いい馬ですわ」という電話だったのだ。山田さんはスイープトウショウも育成していた人だし、走る背中を感じ取ってメッセージをくれたのだと勝手に解釈して、大きな期待をかけてみた。
母モアザンベストは馬体の優雅さもさることながら、キズナと同じディープインパクト産駒で佐々木晶三厩舎という点にも魅力あり。再び素敵なドラマが見られることを期待したい。母レインボークイーンは現時点で、昨年同時期のウインマーレライ以上にバキバキと坂路を登っている状況。ならば、早い時期も来春以降も高いレベルの能力を発揮してくれそうだ。
母レディバラードは王道的な血統で、あたくしのキャラとは違うような気もするんだけれども、もう今年はそんなことなんか気にしません。よさげな馬は節操なく狙います。
というわけで堅実の欄も、ディープインパクト産駒がいて、重賞ウイナーの産駒がいて、ブラックタイプが賑やかな外国産馬がいるメンバー。もちろん、それぞれを実際に見て、惹かれるところがあったから選んだ馬。血統の字面だけでフラフラと記入したわけではないので、どうぞよろしく。
続いて穴馬1の欄には、歩きにバネを感じた外国産馬
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