阪神11Rの
鳴尾記念(3歳以上GIII・芝2000m)は、1番人気
エアソミュール(
戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒1。ハナ差の2着に9番人気
アドマイヤタイシが、ハナ差の3着に10番人気
フラガラッハがそれぞれ入線。
エアソミュールは栗東・角居勝彦厩舎の5歳牡馬で、
父ジャングルポケット、
母エアラグーン(母の
父サンデーサイレンス)。通算成績は21戦9勝となった。
レース後のコメント
1着
エアソミュール 戸崎圭太騎手「手応えはよかったのですが、直線で馬が遊んでしまい、最後はきわどくなりました。勝ててよかったです。今日は落ち着いていましたし、いいリズムで走れました。もともと力のある馬ですし、これから重賞戦線をにぎわせて欲しいですね」
2着
アドマイヤタイシ 岩田康誠騎手「馬体も絞れてよくなっていました。スタートで少し出した分、力んだ面はありましたが、直線ではしっかり伸びてくれました。ゴール前で一旦は抜け出したのですが......」
3着
フラガラッハ 高倉稜騎手「このところ2000mのレースにも対応できるようになっています。スタートもよかったですし、馬の気持ちに合わせてレースを進めました。スローペースで集団が密集するようなレースになったのもよかったと思います。ところどころ力んだところはありましたが、4コーナーでは唸るような手応えでした。ここ最近はワンパンチ足りないレースが続いていましたが、この夏は順調に行けると思います」
5着
シゲルササグリ 川田将雅騎手「出たなりの位置で手応えよく4コーナーを回って、直線もよくがんばってくれました。現状では精一杯の力を出してくれたと思います」
6着
エックスマーク 浜中俊騎手「ゲートでゴネたり、道中も気の悪さが出ています。それでも直線は盛り返す脚を見せているのですが......」
7着
サクラアルディート 幸英明騎手「思った以上にゲートの出が悪くて、ポジションが後ろになってしまったのが響きました。3〜4コーナーで外を回る形になってしまいましたし、もっと前で競馬をしたかったです」
9着
トウカイパラダイス 柴山雄一騎手
「行こうかなと思っていましたが、
トゥザグローリーが主張してきましたからね。ただ、ペースが遅くてずっとハミを噛んでいて、この馬にはかわいそうな流れでした。ずっと力んでいた分、最後は気持ちも失せてしまったような感じです」
11着
メイショウナルト 武豊騎手「まだいい頃の感じに戻ってきていません。悪いときのパターンのレースになってしまいました」
ラジオNIKKEI