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佐藤哲三騎手が宝塚記念の注目ポイントを語る

  • 2014年06月27日(金) 19時42分
 2012年11月24日の落馬事故から1年半。大きな手術を何度も行い、いまだに入院生活が続くなか、復帰を目指して1日1日を懸命に過ごしている佐藤哲三騎手。

 今回佐藤哲三騎手が、応援してくれているnetkeibaのユーザーに向けて、この1年半どんな思いで過ごしてきたのか、最近の様子、そして競馬への想いを語る、独占インタビューに応えてくださいました。

 インタビューの公開は7月ですが、本編公開の前に、今週末に迫った宝塚記念で注目しているポイントを語っていただきました。

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―今年の宝塚記念キズナジャスタウェイは残念ながら回避となってしまいましたが、ゴールドシップ横山典弘騎手が騎乗されるということで注目されています。どんな印象ですか?

 注目されていますよね。ノリさんはトップクラスの技術を持つ方ですので、僕がお話出来ることなんて何もないですよ。1週前の追い切りを見た際も、「さすがだな」って思いました。ムチを使わなくても馬を動かせるんですよね。馬が苦しがっているところを上手くやり過ごして、ゴール前で気を抜きそうになったところでも、叩かないで粘り腰を引き出せる。手綱もそういうところを意識しているんだなっていう長さになっていましたし。

 今のゴールドシップって「お山の大将」みたいな感じじゃないですか。そういう馬に上から「気を抜くな」って指示を出したって、「うるさい、黙ってろ」ってなるのではないかと思うんです。それを、気を散らすにはどうするのかな? と見ていたんですけど、ノリさんはそういうふうにされていて。そういう癖を出しやすい馬が、なんでそういう癖になっているのかっていうことを考えられているんでしょうね。さすがですよね。

―哲三騎手がこの宝塚記念で一番注目しているところはどこでしょうか?

「(川田)将雅、頑張れ!」ですね。宝塚記念が春競馬の最後になるわけですよね。「最後を締めくくれ!」、っていうのはいち川田将雅ファンの先輩からとして。僕は将雅を応援しているんです。この春は、悔しい思いもしているでしょうからね。納得できていないところもあるでしょうし。あれだけの一流馬で1番人気を背負ってGIというのは、僕では体験したことないプレッシャーだと思います。だから、最後は将雅に締めて欲しいかなって。それで、この悔しい思いを秋にまたぶつけて、自分を信じて乗れると思って頑張って欲しいですね。

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 佐藤哲三騎手のインタビュー本編は、月曜12時コラム「おじゃ馬します!」にて、7/7(月)から公開予定です。

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