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「馬の気持ちを尊重しようと思っていました」/宝塚記念レース後コメント

  • 2014年06月29日(日) 18時54分
 これが人馬一体だ!第55回宝塚記念は、ゴールドシップが史上初の連覇を果たした。初コンビだった横山典弘騎手を背に、道中気持ちよく走ったゴールドシップは、再び強烈な輝きを取り戻した。(取材:赤見千尋)

◆1着ゴールドシップ

横山典弘騎手
「本当に強い馬ですね。どの馬でもそうですけど、人間と同じで初めて会った人はすぐには理解出来ないじゃないですか。3週続けて乗せてもらって、お互いにコミュニケーションが取れたと思います。

僕が何をするとかじゃなくて、とにかくまともに走ってくれたら強い馬ですから。体調は厩舎スタッフに任せて、僕は馬の気持ちを尊重しようと思っていました。

あれこれ押し付けるのではなく、僕の存在を意識してくれればと、返し馬や馬場入りなど、ポイントポイントで、気分を損ねないよう考えていました。

騎乗依頼をいただいて、プレッシャーもありましたけど、結果を出せてよかったです」

須貝尚介調教師
「今日は僕は何も指示していないです。シップとのりちゃんにとっては、僕の言葉は邪魔になると思ったので。こういう結果になって、本当に嬉しいです。

前走は、ゲートで気の悪いところを出してしまったので、駐立で悪さが出なければいいなと。ラストの馬が入って、安心しました。

今日はレースうんぬんよりも、のりちゃんとシップが人馬一体とはこのことという姿を見せてくれましたね。

ファン投票第一位に支持していただき、プレッシャーも感じましたが、結果で応えたかったです。ファンの皆さんからの声援が、シップに届いたと思います。

今後のことは、体調次第でオーナーと相談します。まだ次にどこを使うか決まってないですけど、しっかり管理して、また強いシップを皆さんにお見せ出来るよう頑張ります。

たくさんの方に応援していただき、本当にありがとうございました!!」

◆2着は9番人気のカレンミロティックゴールドシップには離されたものの、直線渋太く伸びて波乱を演出した。

池添謙一騎手
「緩い馬場で、走りにくそうでしたけど、なんとか我慢してくれました。3コーナー過ぎでキツイかなと思ったけど、直線で手前を変えたらまた盛り返してくれました。状態は今年一番だったし、自分のスタイルでレース出来れば、このメンバーでもやれる力ありますよ」

◆逃げたヴィルシーナは、スローに持ち込み粘りに粘って3着を確保。ヴィクトリアマイルの勝利で再び闘争心に火がついた。

福永祐一騎手
「行く馬がいたら2、3番手でもいいと思ってだけど、馬なりで速かったのでハナに行きました。本当に頑張ってくれたし、体調の良さを活かせましたね」

◆4着ヒットザターゲット

武豊騎手
「もうちょっとで3着でした。内々で我慢してたんですけど、なかなか内が開かなくて、外に持ち出した時に、キレイに中が開いてくれました。よく頑張ってくれましたね」

◆7着ウインバリアシオン

岩田康誠騎手
「走りにくそうでした。行きっぷりが悪かったし、いつもの反応がありませんでした」

◆9着ジェンティルドンナ

川田将雅騎手
「ゲートを上手に出てくれて、道中もリズムよく行けました。前に壁を作ってくれという指示で、向正面からその壁をゴールドシップに切り替えました。ただ、3コーナーで手応えが怪しくなってしまって、直線はバタバタでした。何事もないといいんですけど…」

◆11着メイショウマンボ

武幸四郎騎手
「馬場かなと思うんですけど、それだけでもないのかな。馬場のいいところを通ったし、体調もよかったんですけど、先に脚が上がってしまいました」

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