今季2戦は(12)(12)着と結果が出ていない
ダイワファルコンだが、
福島記念を連覇している得意の舞台で復活ののろしを上げる。「前走後は放牧へ。ここを目標に調整して、順調にきているよ」と上原師。美浦Wの1週前追い切りでは僚馬を圧倒する力強い伸び脚を披露。5F68秒8-12秒3(馬なり)のタイムをたたき出し、はち切れんばかりの馬体が好印象を与える。「1週前の動きもすごく良かった。福島は重賞を2勝している得意コース。条件としては申し分ない」。ハンデは58キロと背負わされたものの、GIIIのメンバーに入れば地力は明らかに上位。ひと息入れて立て直した今回は注意が必要だ。
近4走は2桁着順が続く
メイショウナルト。「能力は高いんだが、自分で走るのをやめてしまうときがある。こちらとしては“お願いだから走って”という心境だよ」と武田師は呆れ顔だが、栗東CWの1週前追い切りでは、シャープな伸び脚を見せて6F83秒0-12秒5(一杯)。徐々に落ち着きも出ており、復調ムードが感じられる。「状態は変わらない。ただ、走るか走らないか、気分次第のところがあるからね…」。昨夏の
小倉記念では、今回出走する
ラブリーデイ、
マイネルラクリマ、
ダコールを完封。闘志に火がつけばあっさり勝ってもおかしくない。
提供:デイリースポーツ