コンスタントに使われてきた
ラブイズブーシェだが、気配は衰えるどころか上昇一途。「先週、追い切ってから具合はかなり良くなりましたね」と柴田助手は白い歯をのぞかせる。前走の
目黒記念はタイム差なしの2着と奮闘。函館は昨夏に2連勝を決めている。「馬場は合うし、ハンデも56キロなら妥当なところ。今回も楽しみ」と力を込める。全5勝中4勝を挙げる2000m戦で重賞初Vといく。
19年ぶりの3歳牝馬の参戦だ。
オークス3着馬
バウンスシャッセが古馬撃破をもくろむ。「美浦でもしっかりと乗り込んできたし、いい意味で状態は変わらない」と津曲助手は仕上がりの良さをアピールした。ハンデは51キロ。「トップと7キロ差というのは大きいですね。秋に向けて、今回もいい競馬をしてほしい」と66年
メジロボサツ以来、48年ぶりの3歳牝馬Vへ期待を込めた。