デビュー戦をスピードの違いで押し切った
スルターナは、朝一番の函館Wで追い切られた。四位を背に僚馬
キャノンプレート(2歳新馬)と併せ馬。これを1馬身半追走から、直線強めに追われて1馬身先着した。5F65秒7-38秒1-12秒8。
鞍上は「いい動きだったね。(レースを)使うとすぐカッーとするようになる馬もいるけど、これはそういう馬じゃない。勝ってすぐに放牧に出たけど、大きく変わっていないし、具合はいいと思うよ」と好感触だ。
「変わらずいい状態だよ」と満足そうにうなずいた昆師は「新馬戦は1000mだからハナに行ったんだろうし、戦前はむしろ、1000mでは忙しいんじゃないかと思っていたくらい。牝馬の割におっとりしているから控えても大丈夫」とさらなる前進に期待を膨らませていた。
アンブリカルは函館Wで
アルマクレヨン(2歳新馬)と併せ馬。抑え切れない手応えで早々にパートナーをかわし去ると、直線も持ったままで半馬身先着した。5F67秒3-39秒9-13秒3。「終始楽だったし、モノが違う感じ。気合も入っているね」と菊地基助手は笑顔。「いいスピードがあるし、文句なしの状態だよ」と上々の感触を伝えた。
提供:デイリースポーツ