舞台は函館W。向正面で
ハーベストソング(2歳未勝利)を2馬身ほど先行させた
マイネルエスパス。4角で外から並びかけると、直線は力強い末脚で1馬身先着。5F68秒7-38秒6-12秒5のタイムをマークした。
動きを見守ったマイネルの関係者に「どうです?見た目」と胸を張った松岡。「控える競馬をさせたいので、追走する形でケイコをしてきた。ゲートも練習したので、今度はスムーズに出ると思う」と手応えは十分だ。
マイネル・コスモ軍団の総帥・岡田繁幸氏はラ
イバルが気になる口ぶり。「
トウショウピストはいい馬だ。手ごわいな」とポツリ。それでも記者陣に囲まれると、「
エスパスは(母の父の)
ネオユニヴァースが出ている。2、3番手を取れればすぐには止まらない。
トウショウはとらえ切れないと思う。アドバンテージはこちらにある」と、いつもの強気な姿に戻っていた。
最後はにこやかに、松岡とツーショットで写真に収まり、「松岡のジャンパーを着てきたんだ。ジョッキーの腕で勝たせてもらわないと。相手を意識して乗ってほしい。頼みます」と激励し、レースを楽しみにしていた。
提供:デイリースポーツ