48年ぶりの3歳牝馬Vへ、気分良くしまいを伸ばした。
オークス3着以来の
バウンスシャッセは函館Wで3F43秒7-12秒9。「前日にやることも多いから。変わったことをしたわけではないです。ピリッとしてきましたね」と津曲助手はうなずく。日曜は雨の可能性もあるが「全く問題ない」ときっぱりだ。
函館Wを1周半の
グランデッツァに、堀部助手は「こっちに来た当初はテンションが高かったが、日に日に落ち着いてきた。きょうが一番乗りやすかった。整いましたね」と話す。「極端に悪い馬場でなければ大丈夫。距離も小回りならこなせる」と、12年
スプリングS以来となる重賞Vへ自信の表情を浮かべた。
悲願の初タイトルを目指す2頭はともに函館Wでキャンター。3年連続で参戦する
トウカイパラダイスの柴山は「去年よりもいい。
鳴尾記念(9着)は馬とケンカしてしまった」と位置取りを意識せず、リズム重視で運ぶ構え。重賞2着6回の
アドマイヤタイシも落ち着き払った姿で周回。「前走よりいい。大外枠だけど、騎手が考えて乗るやろ」と松田助手は岩田の手腕に託した。
提供:デイリースポーツ