新種牡馬
ハービンジャー産駒が
JRA初勝利。1番人気の
スワーヴジョージ(牡、栗東・庄野)が人気に応えてデビューV。スタートでタイミングが合わずに出遅れたが、鞍上・四位の巧みなリードで好位集団へ。手応え十分に直線を向くと、力強い脚取りで突き抜けた。勝ちタイムは1分51秒4。1馬身1/4差の2着は3番人気の
コスモアルマク、さらに2馬身差の3着には12番人気の
ヤマチョウタンゴが入った。
母が
トゥザヴィクトリー、
サイレントディールの全妹にあたる良血馬。四位は「初戦からはどうかと思っていたけど、そこそこついて行けたし、速くない流れが良かったね。素質のある馬。大事に育ててほしい」と将来性を感じ取る。庄野師は「軽い捻挫で2週間延ばしたが、結果的にもう1本追えたし、良かった。前評判も高くて責任重大でした」とプレッシャーから解放されたのか、涙ぐんだ。今後は
札幌2歳S(9月6日・札幌、芝1800m)を目指す。
提供:デイリースポーツ