思い出の一戦で再スタートを切る。2年前の覇者
ローマンレジェンドは昨年の
東京大賞典(6着)で右後肢を骨折。今回は7か月ぶりの実戦となる。荻野助手は「しっかり乗り込んできた。きっちり攻めていますよ」。久々でも仕上がりに不安はない様子。「ひと叩きのつもりはない。勝つ気でいます」と意欲十分だ。
そろそろ初タイトルをモノにしたい。重賞は(4)(2)(4)着と惜敗続きの
ジェベルムーサ。火曜朝は函館Wで強めのキャンターを消化し、「普段もしっかり乗っているけど、きょうも負荷をかけられた。馬の雰囲気はいい」と加山助手はうなずく。「力は足りる。展開ひとつでチャンスはある」と力を込めた。
連闘で初ダートに挑戦だ。今回が43戦目の7歳馬
アスカクリチャンが砂の舞台に矛先を向けてきた。
父スターリングローズは現役時代にダート重賞6勝。母
父ダイナレターも同2勝を挙げており、血統的に“鬼”の可能性を秘めている。「前々からダートを使うプランはあった。疲れもなさそうだから」と北村助手。今週は札幌競馬場で微調整を行う予定だ。
提供:デイリースポーツ